林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon 忍者ブログ
東急不動産東急リバブルのマンションだまし売りや不誠実な対応、東急不動産係長脅迫電話逮捕事件、東急コミュニティーの杜撰な管理、東急建設談合、東急ハンズ過労死、東急ホテルズ食材偽装などを紹介します。
東急不動産だまし売り裁判は消費者契約法第4条第2項の不利益事実不告知が争点であり、重要事項説明書は問題になりません。消費者契約法第4条第2項は以下の通りです。
「消費者は、事業者が消費者契約の締結について勧誘をするに際し、当該消費者に対してある重要事項又は当該重要事項に関連する事項について当該消費者の利益となる旨を告げ、かつ、当該重要事項について当該消費者の不利益となる事実(当該告知により当該事実が存在しないと消費者が通常考えるべきものに限る。)を故意に告げなかったことにより、当該事実が存在しないとの誤認をし、それによって当該消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示をしたときは、これを取り消すことができる。ただし、当該事業者が当該消費者に対し当該事実を告げようとしたにもかかわらず、当該消費者がこれを拒んだときは、この限りでない。」
上記の条文にありますように利益となる事実を告げ、不利益となる事実を告げなかったことが問題になります。もし重要事項説明で不利益事実(隣地建て替え)を告げていれば、不利益事実不告知には該当しませんが、それは重要事項説明だからではなく、消費者契約の締結について勧誘をするに際しての一環として告知されたからに過ぎません。消費者契約法では重要事項説明書を特別扱いすることはありません。
不動産売買トラブルの一般論としても、重要事項説明書の不備を問題にすべきとの主張はナイーブです。何故ならば重要事項説明を規定した宅地建物取引業法は取締法規であって、私人間の権利義務を直接規定するものではないためです。重要事項説明義務違反があることがストレートに契約の無効や解除原因になるという単純なものではありません。
東急リバブルが迷惑隣人を説明せずに仲介して購入者から訴えられた裁判では説明義務違反により、456万円の損害賠償の支払いを命じる判決が出ました(大阪高裁平成16年12月2日判決)。これは宅建法上の重要事項説明義務から導いていますが、あくまで私法上の説明義務違反の判断基準として使用しています。
より実質的な問題は、東急リバブル迷惑隣人説明義務違反では損害賠償だけであったということです。消費者契約法ならば売買契約を取り消すことができ、問題物件を業者に返品することができます。これまで不動産売買契約では「売った者勝ち」で一旦履行された契約を白紙にすることは困難でした。消費者契約法を利用した東急不動産だまし売り裁判は同種被害に苦しむ被害者にとって画期的な解決策です。
http://hayariki.seesaa.net/article/140857578.html
甲号証と乙号証を間違えて提出
http://blogs.yahoo.co.jp/mccmccmcc1/8034239.html
http://hayariki2.seesaa.net/article/139224832.html
不満が残った世田谷区砧のタウンミーティング
http://www.janjannews.jp/archives/2566917.html
東急不動産だまし売り裁判から住宅政策を検討
http://www.janjannews.jp/archives/2571884.html

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遺言書重視の誤り(下)
【PJニュース 2010年9月30日】遺言は形式的には単独行為と位置付けられるが、実際には遺言者を取り巻く人々の思惑の渦中において作成され、一部の者の結託により遺言者の意思が創造されてしまうことが多い。遺言書が作成された実態を直視しなければ遺言書の有効性は判断できない。
URL 2010/10/01(Fri)12:54:44
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プロフィール
HN:
林田力『東急ハンズ過労死』
HP:
性別:
男性
職業:
『東急不動産だまし売り裁判』著者
趣味:
読書
自己紹介:
林田力『東急不動産だまし売り裁判20東急ハンズ過労死』は東急ハンズ過労死事件を特集する。東急ハンズでは心斎橋店員が長時間労働やサービス残業強要、パワハラで過労死した。神戸地裁は過労死を認定し、東急ハンズに7800万円の損害賠償を命じた。東急ハンズはブラック企業大賞にノミネートされた。
東急ハンズは東急不動産の子会社である。東急不動産だまし売り裁判と東急ハンズ過労死は東急不動産グループが消費者にも労働者にもブラック企業であることを示している。東急不動産ではトラブルになった顧客に係長が脅迫電話を繰り返した逮捕された事件も起きた(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazon Kindle)。
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