林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 書評 Facebook Amazon 忍者ブログ
東急不動産東急リバブルのマンションだまし売りや不誠実な対応、東急不動産係長脅迫電話逮捕事件、東急コミュニティーの杜撰な管理、東急建設談合、東急ハンズ過労死、東急ホテルズ食材偽装などを紹介します。
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東急電鉄らによる渋谷駅周辺の大規模再開発は街壊しである。渋谷駅周辺は2013年以降に工事が本格化し、駅周辺は超高層ビル数棟で埋め尽くされる。渋谷駅は継ぎはぎに増築を繰り返してきた結果、乗り換え経路が複雑になっている。2012年4月26日には「ヒカリエ」が開業した。

大人の街を目指すという渋谷再開発によって、渋谷の魅力喪失、無個性化が懸念される。超高層に全部造り変える渋谷駅の再開発は時代遅れであり、渋谷の地盤沈下をもたらしかねない。それは推進企業の東急電鉄の街づくり思想の貧困さを示している。

第一に駅全体を全部造り変える開発方針は大量生産・大量破壊時代の遺物である。既存のものを活かすという発想が欠けている。解体される東急百貨店の建物などには建築家・坂倉準三の作品もある(「渋谷駅「全部造り変え」で超高層に」ケンプラッツ2012年2月1日)。

東急グループの創業者・五島慶太が坂倉に渋谷総合計画の立案を依頼した東急電鉄にとっても歴史的価値のある建物群である。それを壊して造り変えるところに目先の金儲けのみという東急電鉄の貧困がある。

第二に超高層中心の開発は床面積増大を目指す経済優先の発想である。人口が減少する社会状況に逆行する。高齢者に優しくない超高層ビルは高齢化社会にも逆行する。

第三に生活者無視の思想である。全部造り変えの再開発は既存の生活者を追い出すものである。現実に東急不動産が取得した渋谷区桜丘町のビルでは暴力的な地上げが行われた。東急電鉄は東京都目黒区の中目黒や東京都品川区の大井町の高架下住民にも一方的な立ち退きを要求し、レトロなコミュニティを破壊している(林田力「東急電鉄は中目黒でも大井町でも高架下住民を追い出し」)。

第四に利用者無視の思想である。全部造り変えの再開発は工事を長期化させ、利用者の不便を増大させる。長期の工事期間中は訪問者の渋谷離れをもたらす。東急百貨店東横店も2013年4月以降に解体される。東急百貨店東横店の敷地は都市計画上、駅前広場などになることが決まっている。工事によって離れた客足は竣工後に戻ると考えているならば消費者軽視である。

第五に大人の街を目指すことによる若年層の渋谷離れである。渋谷に遊びに来る女子高生は確実に減少していると指摘される。

「今の渋谷は中途半端かなと感じています。いろいろな世代が楽しめるのは良いのですが、誰向けなのかが分からなくなっている。個性がなくなってきたという印象があります」(「ギャルが渋谷から消える?!女子高生目線で街の整備を」ケンプラッツ2012年4月23日)

渋谷は流行の発信基地であったが、それを悪用した東急グループの韓国ゴリ押しに若年層が拒否感を示している。消費者からは「渋谷109のせいで、渋谷は捏造の街にされてしまった」「渋谷が気味悪いことになっていくのは、東急が原因のひとつ。最近、もう渋谷に行きたいと思わなくなった」との声が出ている(林田力「東急グループの歴史捏造・韓流ゴリ押し批判」)。

第六に再開発による治安の悪化である。もともと渋谷は援助交際やおやじ狩り、エアマックス狩りなど治安悪化の要因があり、社会問題にもなっていた。何ら事実の裏付けのない幼稚な先入観では、大人の街とする渋谷再開発で治安は改善すると考えたくなる。しかし、現実は再開発によって治安は一層悪化する。

東急不動産が購入した渋谷区桜丘町の雑居ビルでは暴力団による賃借人への暴力的な地上げが行われた。この雑居ビルではテナントの日焼けサロン経営者に立ち退きを迫り脅したとして、暴力団員や不動産会社役員が暴力行為法違反の疑いで逮捕された。

調べによると、暴力団員らは2007年12月から翌年3月にかけ、放火を仄めかして脅迫した上、出入り口をふさいだり、共用部分の電気を切断したりするなど物理的な妨害を繰り返した。このビルには他のテナントも存在したが、残ったのは日焼けサロンのみである。日焼けサロンを地上げで追い出せないまま、2008年3月25日に所有権が東急不動産株式会社に移転した。

現地はJR渋谷駅から徒歩すぐの場所に位置する。ターミナル駅至近の立地ながら、中小規模の敷地に古い建物が並ぶ地域である。渋谷から想起される一般的なイメージとは、かなり異なる町である。

大勢の人と無機質な高層ビルに息苦しさを感じる生活者にとっては身の丈にあった快適な街である。しかし、ここも渋谷駅桜丘口地区市街地再開発事業が検討されるなど、再開発の波が押し寄せている。これが暴力的な地上げの背景となっている。

2008年7月時点で地上げ現場の雑居ビルは人気がなかった。シャッターが降りており、入口の扉には鍵がかかっていた。シャッターにはペンキで落書きがしてあるが、周囲の建物にも同様な落書きがあり、地上げの嫌がらせとは直接関係ないようである。

ビルの入口には日焼けサロンの看板が置かれており、3階の窓には広告が貼られていたが、営業状況は確認できなかった。表札にはテープが貼られ、店名が確認できないようになっていた。生活や街を破壊する地上げの怖さを実感できた(林田力「生活や街を破壊する地上げの怖さ」オーマイニュース2008年7月25日)。

東急電鉄・東急不動産中心の再開発・二子玉川ライズでは駅前交通広場が整備された結果、夜間にヤンキーがたむろし、治安面の不安を抱えている(林田力「二子玉川ライズの治安面の不安と役所仕事の杜撰」)。
http://hayariki.jakou.com/1/33.htm
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林田力『東急ハンズ過労死』
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性別:
男性
職業:
『東急不動産だまし売り裁判』著者
趣味:
読書
自己紹介:
林田力『東急不動産だまし売り裁判20東急ハンズ過労死』は東急ハンズ過労死事件を特集する。東急ハンズでは心斎橋店員が長時間労働やサービス残業強要、パワハラで過労死した。神戸地裁は過労死を認定し、東急ハンズに7800万円の損害賠償を命じた。東急ハンズはブラック企業大賞にノミネートされた。
東急ハンズは東急不動産の子会社である。東急不動産だまし売り裁判と東急ハンズ過労死は東急不動産グループが消費者にも労働者にもブラック企業であることを示している。東急不動産ではトラブルになった顧客に係長が脅迫電話を繰り返した逮捕された事件も起きた(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazon Kindle)。
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